Diary201511
ホメオパシーDiary @ 恵比寿
2015年11月
11月01日 年末の足音
11月の声を聞くと、そろそろと年末の足音が近づいてくるのを感じて何だかそわそわ、少し落ち着かない気持ちになります。
街角で年賀ハガキの販売が始まったりもするから、余計にそう感じてしまうんだろうなぁ。。
昨年秋、ここ渋谷恵比寿センターに籍を移して、はや一年が過ぎました。
内輪の話になっちゃいますが、東京本部卒業の直後から、快く迎え入れてくれた恵比寿センターのみんな。特に☆みーちゃんこと☆笠井先生には、今もお世話をかけっぱなしのわたし。。
よき友人であり、いつもCalc.(カルカーブ=引っ込み思案で、マイペース)な性分の自分を程良く引っ張ってくれて、それはそれは有難い話です。
世間的には、まだまだ多くの無理解があるホメオパシー。
これを真っ向から掲げていくことが結構厳しいという面もある中で、協力できる同志がいてくれるのは、とても心強くてラッキーなこと。
ホメオパスって、コツコツと孤独な稼業であるだけに、そういうことがなおさら身に沁みてくるのかも。。
遠くに近くに、ご縁のある方々に思いを馳せつつ、この1年に感謝です♡
11月06日 Viva♡Dancing
文化の日の休日、初台にある新国立劇場へ久しぶりにバレエを観に行ってきました。
開幕前のひととき、ロビーではちょっとおしゃれをした老若男女がそれぞれのおしゃべりに花を咲かせ、和やかで華やかな雰囲気。。
可愛らしいお揃いの服を着たバレエ少女であろう姉妹、小学生の男の子、品のよいご年配の夫婦、若いカップル等々、見渡してみるとこういう場所も、昔に比べて格段に男性が増えたなぁと感じます。
そういえばホメオパシーを受けに来る男の子の中にも、ごくたまにだけれどバレエを習っている子がいたりするので、私が習っていた昔に比べれば、何ともうれしい隔世の感じゃぁないですか♡
ちょっと前までは男の子がバレエなんて・・というのが当たり前だったからなぁ。。
ちなみにホメオパシーのレパートリーには、ダンスで好転という基調があります。
よく知られているものは、イカ墨のレメディ(Sepia)とガン細胞から作られたレメディCarcinosin(カーシノシン)。
Sep.は働き者だけど、いつもイライラしていて身体が冷たく血液循環が悪いから、ダンスで身体を動かすのが大好き。
そしてCarc.は責任感の強い自己犠牲タイプ。無意識に感情が抑圧されていて、それがダンスでスッキリよい気分~な人。
踊り出したくなるという衝動は、人間に根源的に備わった欲求。心地よい音楽に乗せて身体を動かせば体液循環もよくなり、ストレスも発散できて、健康によいこと間違いなしっ!
老いも若きもViva☆Dancing!
11月12日 Smoked系がお好き?
つい最近のことですが、WHO(世界保健機関)からの発表として、加工肉の発がん性について触れているニュースを耳にしました。
レメディ選択の際、ときに「加工肉=ハムやソーセージなどの燻製類が好きですか?」との問い掛けが必要となるホメオパスにとっては、正直「へ?今ごろ・・」といった印象で、何ら目新しい話題ではなかったのですが、WHOさんがこういった話題を持ち出すこと自体、ちょっと新鮮な感じがしたわけでして。。
ところでソーセージの一体何が危険なのかといいますと、赤身の肉を高温で焼いたり燻したりするときに生成される物質に発がん性があるからとのこと。
ホメオパシーにはクレオソートという広葉樹から作られたレメディがあります⇒クレオソータム。Kreosotumは腐食性の疾患によく、虫歯や癌性疾患、女性器系の問題等によく合います。
日本ではお馴染みの正露丸の主成分としても知られていますね。
ホメ的考察において、このクレオソートはタンパク質との親和性が高く、ようするに肉に(当然、魚やチーズなども)この燻り出されたクレオソータムの原物質成分がくっつくことで防腐剤の役割を果たしていた!ということみたい。
裏を返せば、その毒性で腐敗を防いでいたということにもなりますが。
大切な食糧である肉を美味しく保存することと引き換えに、もれなくついてきちゃった発がん性のリスク。。
けれども何事においても大切なのはバランスであって、酒のつまみやお弁当、たまにおかずとして食べる程度なら、大した問題ではなさそう。
そして肉食については考え方も様々あるけれど、それはとりあえずおいといて。。
むしろヤバいのは亜硝酸塩やタール色素などの添加物だろがっ!と言いたいところ。
昔ながらの製法であれば健康を損ねるほどの大きな害はないのでしょうが・・。
考えるべきはこっちでしょ!!っということかな。。
11月17日 強化学習、用賀にて。。
この前の日曜日、用賀のCHhom(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)東京校にて、ホメオパスのための強化学習があり、私も参加してきました。
年に数回開催されるこの勉強会は、常日頃、ひとりコツコツ静かに活動し、つい引きこもりになりがちなホメオパスにとっては、新しい知識や情報を得るための大切な機会であり、同じように頑張っている同僚達との交流の場ともなりまして。。
この十数年、よくも悪くも色んな事を共に乗り越えてきた同期達や同窓生との雑談は、いつだってよい刺激になり、モチベーションもアップするから。
そして、やっぱり楽しい時間だもの。
朝から夕方まで、授業はいつもビッチリで前頭部が重たくなってくることもあるけど、ホメオパシーはいつも新鮮な驚きに満ちていて、興味の尽きることはないんです。
11月23日 外苑前の散歩道
東京近郊も紅葉が見頃の季節になりました。今にも雨が降り出しそうな空の下、美しく色づいたイチョウ並木を期待して、神宮外苑を散歩してきました。
今日は秩父宮ラグビー場で早慶戦があったことも手伝ってか、最寄り駅の小さな改札はたくさんの人。案の定、絵画館前の並木道もけっこうな人通りで、道沿いのカフェはテラス席までたくさんの人、人。
そして紅葉はといいますと。。こちらは、ちと早かったかも。
葉っぱは、まだところどころ黄緑色が残っていて、落ち葉もまばら。一面の黄金色の絨毯という訳にはいきませんでした。
来週、再来週あたりがいちばんの見頃になるのかな?といった感じでした。
ホメオパシーでは、この銀杏(イチョウ)を記憶障害やアルツハイマー病等、脳の問題に使います。脳の血流によく、集中困難や脳疲労などにも合います。
ボーっとすることが多くなったり、物忘れが気になったりする人には、この銀杏のマザーチンクチャー=ギンコビローバがお薦め。気になる方は、試してみてくださいね。
11月29日 ニキ・ド・サンファルの世界
ニキ・ド・サンファル(1930年~2002年)というアーティストをご存知だろうか?
自ら制作した白いレリーフに絵具を埋め込んで、それをライフル銃で打ち抜くと、その絵具がまるで血のように滴って作品が完成するというパフォーミングアート「射撃絵画」を1960年代初頭に発表し、衝撃的インパクトを放った女性美術家。
現在、国立新美術館で開かれている彼女の大回顧展を11月のとある平日、見に行ってきました。
フランス貴族の血を引く父とフランス系アメリカ人の母のもとに生を受け、10代でモデルとしてヴォーグ誌などで活躍。華々しいデビューかと思いきや、性的虐待を受けた過去、後に精神を病み、創作活動がその治療に大きく貢献、芸術家として開花していったニキ。
女性であることの痛み、社会への鋭い眼差しが向けられた初期の作品はポップだけれど、どこか痛々しくて、おどろおどろしい作風。けれども、それらは時を経てVividな色彩に溢れ、暖かく柔らかい作風へと変遷していく。
ちょっとジミー(大西)ちゃんの描く絵画の世界、色彩感覚と似たところがあるかも。。
また日本との縁は深く、亡くなる4年前の1998年、京都などを来訪、インスピレーションを得て、極彩色の巨大なブッダ像を制作するなど、洋の東西を超えた精神世界へと導かれていく。。
そして何より展示作品を追ううちに、ニキ自身の内面の痛みや穢れが浄化され、昇華されていくさまがありありと伝わってくるのがすごいこと。見ているこちらが深く共鳴し、何だか心地よい気分になっている。
それは彼女が彼女を取り戻し、自分自身になっていく過程でもあるのだ。
何という説得力!まさに治癒への道程そのものだ。
この回顧展は、ひとりの女性アーティストの生涯をかけた壮大な癒しの物語。創作活動は彼女にとって自分自身を映し出すレメディであったわけね。なっとく~。
あぁ、なんて素晴らしい。。芸術の力!
興味のある方は、ぜひ♡
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